昨秋以降の調整局面を脱し再評価の動き強まる
【事業内容】
ソフトウェアテストを主力事業としており、幅広い顧客基盤を有している。主要取引先にはワークスアプリケーションズ(非上場)などの大手ERP(Enterprise Resources Planning)システム会社を携えるほか、金融機関からアプリケーション開発のベンチャー企業まで多岐にわたる。
【業績面】
業績面においては1/7に第1Q決算を発表し、売上高54.5%増収、営業利益は8.1%減益とまちまちだったが、エンジニア数の大幅増加に伴う販管費増が利益を圧迫。しかし顧客基盤の拡大による旺盛なテスト案件需要の取り込みで積極採用を継続しており、先行投資の位置づけから成長拡大路線に変わりはないとみられる。
【株価動向】
株価は昨年3/17安値5610円を起点として4月の中間決算で驚異的な利益成長が好感されると翌日の株価はストップまで買われ、年初来高値に迫る急回復を見せた。その後も成長期待から投資家の資金を呼び込み、10/9に上場来高値19070円まで買われた。足元では調整含みの推移であったところ、上記1Q決算では利益成長のペース鈍化で嫌気売りを誘ったが、昨秋からの調整には一巡感がみられ反発に転じてきている。直近では外資系ファンドからの大量保有報告もあがってきており、再評価の期待も高まっていると言えよう。
関連銘柄
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