スカイワークスが強い決算受け上昇 目標株価の引き上げ相次ぐ＝米国株個別

　半導体のスカイワークス・ソリューションズが上昇。同社はアップルの有力なサプライヤーの１つでもある。１０－１２月期決算（第１四半期）を発表しており、１株利益、売上高とも予想を大きく回った。第２四半期についても予想を上回る強気な見通しを示している。

　今回の決算を受けて複数のアナリストが目標株価を引き上げており、２４０ドルに上方修正したアナリストもいた。最近の記憶の中では半導体企業の中で最も印象的とのコメントが相次いだほか、「強さがどれほど持続可能かについての疑問はあるものの、５Ｇスマホはまだ初期段階にある」との指摘も聞かれた。

（１０－１２月・第１四半期）
・1株利益（調整後）：3.36ドル（予想：2.06ドル）
・売上高：15.1億ドル（予想：10.6億ドル）
・粗利益率（調整後）：51.1％（予想：50.5％）
・研究開発費：1.22億ドル（予想：1.24億ドル）

（１－３月・第２四半期見通し）
・1株利益（調整後）：2.34ドル（予想：1.69ドル）
・売上高：11.3～11.8億ドル（予想：9.23億ドル）

（NY時間15:07）
スカイワークス　169.66（+9.87　+6.17%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美