キャタピラーは好決算受け上昇 建設機械の需要改善=ダウ採用銘柄
全体相場は売りが強まっているもののキャタピラーは上昇。10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。パンデミックからの回復に伴い、建設機械の需要が改善した。同社は具体的な数字は今回も示さなかったものの今四半期についても、建設業を中心に売上高は前年比で増加を予想している。
同社のアンプルビーCEOは発表資料で「われわれは将来に向けて好位置にあり、さらに力強い企業としてパンデミックから抜け出すだろう」と述べた。
市場からも強気な見方が出ており、米住宅建設ブームや中国市場など、今年の建設と製造業に旺盛な需要の兆候があり、同社も恩恵を受けるという。中国の建設機械の売上高は2021年に過去最高に達する可能性があるとも指摘。また、コモディティ価格が上昇しており、金属および石油探査など資源関連企業の需要が戻る可能性にも言及している。一方、リスクとしては、鉄鋼価格上昇やパンデミックの継続的な脅威、そして、アジアでの競争激化などを挙げている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):2.12ドル(予想:1.45ドル)
・売上高:112.4億ドル(予想:104.8億ドル)
機械・エネルギー・運輸:105.7億ドル(予想:104.8億ドル)
北米:-9%
アジア太平洋:+7%
中南米:+31%
欧州・アフリカ・中東:-5%
(NY時間10:06)
キャタピラー 186.60(+2.26 +1.22%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
同社のアンプルビーCEOは発表資料で「われわれは将来に向けて好位置にあり、さらに力強い企業としてパンデミックから抜け出すだろう」と述べた。
市場からも強気な見方が出ており、米住宅建設ブームや中国市場など、今年の建設と製造業に旺盛な需要の兆候があり、同社も恩恵を受けるという。中国の建設機械の売上高は2021年に過去最高に達する可能性があるとも指摘。また、コモディティ価格が上昇しており、金属および石油探査など資源関連企業の需要が戻る可能性にも言及している。一方、リスクとしては、鉄鋼価格上昇やパンデミックの継続的な脅威、そして、アジアでの競争激化などを挙げている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):2.12ドル(予想:1.45ドル)
・売上高:112.4億ドル(予想:104.8億ドル)
機械・エネルギー・運輸:105.7億ドル(予想:104.8億ドル)
北米:-9%
アジア太平洋:+7%
中南米:+31%
欧州・アフリカ・中東:-5%
(NY時間10:06)
キャタピラー 186.60(+2.26 +1.22%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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