短期的な株価の乱高下が・・・
コロナの猛威が続くなか、最近メディアをにぎわせているのが、「東京オリンピックの中止」です。
海外のメディアでは非公式ながら政府高官が東京オリンピック中止でも止むを得ないとの報道が出たり、世論調査でも中止を願う声が大きいなど、東京オリンピックの中止に向け徐々に外堀が埋められ始めているように感じます。
個人的には仲の良い友人がオリンピック出場選手に決まっているので、無観客でもかまわないから開催してほしいと願ってはいるのですが、株式市場に関しては、すでに東京オリンピックの中止がある程度織り込まれている状態なのではないかと考えています。
オリンピック開催に伴う競技場などの箱モノはほとんど完成していますし、海外からの観戦者が大挙して訪れるであろう経済効果も、コロナの脅威とともに消え去っている今の状況を、すでに株式市場には織り込んでいるのではないでしょうか。
ですので、ここから先、実際にオリンピック中止が決まったとしても株価の下落は一時的にとどまるのではないかと考えています。
このように考えると今の株式市場にとってネガティブになり得る材料としては、
・コロナの猛威が更に予想できないほど広まる
くらいで、大きな悪材料が目先はない状態なのではないかと考えています。ですので、当面は企業の決算発表が目先の材料でしょう。
特に、
・1月26日の米マイクロソフト決算発表
・1月27日の米アップル決算発表
の内容次第では短期的な株価の乱高下が予想されます。
上昇トレンドでも楽観視せず、資金管理には十分に注意してトレードにのぞみましょう。
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