景気回復にレアアース市況改善の材料物色が加わり上昇本格化
【事業内容】
商社、製造機能を有する非鉄金属企業で、元は日商岩井の非鉄金属商社として設立され、企業買収により製造機能を強化。商社流通事業の売上高比率が高い割に、営業利益では製造事業に占められる部分が大きいといった変わった収益構造が特徴。ニッケルやタングステンなどレアメタルや、磁性材料などレアアースに強みを持つ。
【業績面】
業績面においては11/5に中間決算を発表し、売上高は18.8%減収、営業利益は8.9%減益で着地したが、電子部品や半導体関連部材の需要増や全社コスト低減の努力などにより利益計画を大幅に上方修正した。取引量の多い自動車関連の市況が持ち直してきたことに伴う下期以降の業績回復に期待がかかる。
【株価動向】
株価は昨年3/13に安値867円まで売り込まれたが、それ以前より景気循環のピークアウトで業績は落ち込み始めており、この上期で底入れを確認するところと言える。株価は昨夏以降で持ち直しており、コロナショック以前の水準を回復して中長期的なトレンド転換を明確にしてきている。足元では中国によるレアアース統制強化報道をうけて供給がタイト化し市況が改善するとの見方から物色が強まっており、上昇本格化も期待されるところだろう。
関連銘柄
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