【注目】国策テーマで好調、クラウド関連銘柄◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

◆弁護士ドットコム

日本国内弁護士3人に1人以上が登録している弁護士向け情報サイト「弁護士ドットコム」を運営する企業。ハンコが不要な「クラウドサイン」の導入支援も行っている。1/21引け後、マイナンバーカードに連動した電子署名サービスを「クラウドサイン」にて今夏にも始めると発表。これが好感され1/22前場の株価は急伸。河野太郎規制改革担当相が「脱ハンコ」を推進するなど国策テーマの追い風もあり、引き続き強い相場が期待できそう。

◆資生堂

化粧品大手。化粧品の製造から販売までの全工程を一貫して行っており、また商品開発力にも強みがある。1/22は日用品事業を売却する方向で調整しているとの観測が浮上、売却価格は1500億円～2000億円の見込みとのことでこれを市場が好感、前場の株価は窓を開け急伸した。同社はすぐさまIRを発表し現時点では売却に関しては検討段階であり決定した事実はないと掲示した。しかし思惑買いは今後も続くと見られ、株価は心理的節目である7000円を上回り、新たなレンジでの相場推移が期待できそうだ。

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