業績回復の一途を辿る機械株の次回決算に向けた動きに注目
【事業内容】
半導体製造機器、高硬度脆性材料の切断加工機(マルチワイヤーソー)など電子機器事業が主力であり、世界トップシェア製品を多数有する。LEDやソーラパネル等のシリコンの精密切断を得意とするほか、ディスプレイ用研磨洗浄工程における装置なども手がける。
【業績面】
業績面においては8/7に第3Q決算発表を行い、売上高は5.9%減収、営業利益以下は赤字幅が縮小で、4-6月のQonQでは23.2%増収での着地となっている。電子機器事業における半導体製造機器を中心に回復が鮮明となり、新素材加工機器も新型コロナの影響等が懸念された一方で堅調な回復傾向を辿っているとみられる。
【株価動向】
株価は4/1に安値315円まで急降下した後、6月の高値形成にかけてはV字型反騰を演じて、6/16・6/24には大きな出来高を積み上げた。しかしここで戻り一服となり、反落後の需給悪化で400円付近まで調整しており、足元ではそこから緩やかに戻りを試す動きとなっている。500円台での戻り売りが上値を抑えるとみられる一方で、ある程度日柄の調整も進んできていることから次回決算を見据えて再び動意づいてくる展開に期待しておきたい。
関連銘柄
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