シティグループが好決算も下落 制裁金の影響でコストが膨れ上がる=米国株個別
シティグループが商いを伴って下落。7-9月期決算(第3四半期)を発表しており、1株利益、営業収益とも予想を上回った。気掛かりとなっていたパンデミックに伴う貸倒引当金も22.6億ドルと予想を下回っている。FICC(債券・為替・商品)、株式のトレーディング収益も予想を上回り、好調で決算ではあった。ただ、取引開始直後は買いが先行したものの、株価はすぐに下げに転じ、下げ幅を広げる展開が見られている。
コスト急増と米景気回復の見通しを下方修正したことが売りを誘っているとの声も聞かれる。規制当局による制裁金の影響で営業費用が約3年ぶりの高水準に膨れ上がった。コルバットCEOは、規制当局からの懸念を是正するのは「容易なことではない」と言及。また、失業率見通しを引き上げた一方、来年の米GDP見通しを下方修正した。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.40ドル(予想:0.92ドル)
・営業収益:173億ドル(予想:172億ドル)
FICCトレーディング:37.9億ドル(予想:36.6億ドル)
株式トレーディング:8.75億ドル(8.20億ドル)
投資銀行:13.9億ドル(予想:12.4億ドル)
・貸倒引当金:-22.6億ドル(予想:-37.5億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):0.85~0.95ドル(従来:0.85~0.95ドル)(予想:0.91ドル)
・売上高:57億ドル(従来:58.1~59億ドル)(予想:58.1億ドル)
(NY時間13:56)
シティグループ 43.87(-2.02 -4.39%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
コスト急増と米景気回復の見通しを下方修正したことが売りを誘っているとの声も聞かれる。規制当局による制裁金の影響で営業費用が約3年ぶりの高水準に膨れ上がった。コルバットCEOは、規制当局からの懸念を是正するのは「容易なことではない」と言及。また、失業率見通しを引き上げた一方、来年の米GDP見通しを下方修正した。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.40ドル(予想:0.92ドル)
・営業収益:173億ドル(予想:172億ドル)
FICCトレーディング:37.9億ドル(予想:36.6億ドル)
株式トレーディング:8.75億ドル(8.20億ドル)
投資銀行:13.9億ドル(予想:12.4億ドル)
・貸倒引当金:-22.6億ドル(予想:-37.5億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):0.85~0.95ドル(従来:0.85~0.95ドル)(予想:0.91ドル)
・売上高:57億ドル(従来:58.1~59億ドル)(予想:58.1億ドル)
(NY時間13:56)
シティグループ 43.87(-2.02 -4.39%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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