１日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は３５ドル高と小幅続伸

　１日の米株式市場は、ＮＹダウが前日比３５．２０ドル高の２万７８１６．９０ドルと小幅続伸した。

　追加経済対策に対する思惑で、ＮＹダウは値の荒い展開となった。朝方は２６０ドル高と値を上げて取引を開始したが、午後には一時１１０ドル超す下落となる場面があった。引けにかけプラス圏に浮上した。米９月ＩＳＭ製造業景況感指数は予想を下回るなど経済指標も強弱感が対立する内容だった。アマゾン・ドット・コムやアップル、マイクロソフトが高く、エヌビディアやアドバンストマイクロデバイシズが値を上げた。ネットフリックスやズーム・ビデオ・コミュニケーションズもしっかり。半面、エクソン・モービルやシェブロンなど石油株が安く、ディズニーやジョンソン＆ジョンソン、も値を下げた。

　ナスダック総合株価指数は、同１５９．０００ポイント高の１万１３２６．５０７と続伸した。出来高概算は、ニューヨーク市場が８億５９１２万株となった。

出所：MINKABU PRESS