外為サマリー：１ドル１０５円１０銭台で推移、前日のＮＹ高値を上抜く

　２３日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前１０時時点で１ドル＝１０５円１１銭前後と前週末１８日の午後５時時点に比べ５０銭強のドル高・円安となっている。

　２２日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、１ドル＝１０４円９３銭前後と前日に比べ３０銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ＮＹダウが４営業日ぶりに反発したことで投資家のリスク回避姿勢が後退。米長期金利が上昇したことも支援材料となり、一時１０５円０８銭まで上昇した。

　この流れを引き継ぐかたちで、東京市場でもドル買い・円売りが優勢。前日のＮＹ高値を上抜けて、午前９時３０分過ぎには１０５円１８銭をつける場面があった。ただ、欧米で新型コロナウイルスの新規感染者が増加傾向にあることから一段とは上値を追いにくい面もあり、買い一巡後は一服商状となっている。

　ユーロは対ドルで１ユーロ＝１．１６８１ドル前後と１８日の午後５時時点に比べ０．０１６０ドル強のユーロ安・ドル高。対円では１ユーロ＝１２２円７８銭前後と同１円１０銭弱のユーロ安・円高で推移している。


出所：MINKABU PRESS