未練は捨てましょう。
突然ですが、あなたは自分が売った銘柄の株価を見るタイプですか?それとも見ないタイプですか?
システムトレーダーの場合トレードしている銘柄が多いため、手仕舞いした銘柄の株価が気になって見てしまうひとは少ないかもしれませんが、裁量トレーダーの場合、多くは、手仕舞いした後も株価が気になって見てしまうひとが多いのではないでしょうか。
再度エントリーするために手仕舞いしたあとも株価を見続けるというのはアリかもしれませんが、ただ単に気になっているからという理由や自分が高値で売ったことを確認し安心したいからという理由だけだったら絶対にやめたほうがいいでしょう。特に初心者の場合はなおさらです。
手仕舞いした株価を見るという行為は、分かれた彼女や彼氏のインスタを見るのと同じで、ろくなことがありません。
手仕舞いした銘柄の株価が更に上昇していれば、
やっぱりまだまだ上がりそうだ!
と飛び付いてしまい結果として高値掴みしてしまいますし、
逆に手仕舞いした銘柄の株価が更に下がれば、
ここまで下がったのだからもう一回買おう!
と欲をかいて再度購入。結果としてそのままずるずる含み損が拡大することもよくあります。
手仕舞いしたということは、自分のなかで何らかの理由があって売ったわけです。
その理由を無視して、目先の株価に翻弄されトレードし続けてしまえば大負けに繋がります。もちろんトレードの経験が長く、しっかりとした理由でトレード出来る方なら問題ないのでしょうが、そうでない場合、結局は自分の欲との戦いに負け、感覚だけでトレードしてしまいがちです。
勝つトレードには勝つべき理由があり、負けるトレードには負けるべき理由があります。きっちりとその銘柄をトレードする理由を明確にし、感覚でトレードするのではなく、根拠あるトレードを行って下さいね。
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