首相辞任による今後の日本株市場は・・・
金曜日の下げは結局なんだったのだろう・・・
そう思えるような週明け月曜日の上昇でした。日経平均株価は約1.1%上昇、マザーズ指数も約3.7%上昇とほぼ安倍首相辞任のニュースが出る前の水準に戻っています。
金曜日の下げは安倍首相辞任がサプライズだったので、株価の下げに反応し更に下がるという、パニック売りみたいなものだったのでしょう。土日を挟み、菅官房長官が立候補する報道を受け、現路線が維持されるとの期待から株価は月曜日反発したのでしょう。
今の日本株の先行きはある意味、「外国人投資家が日本をどう評価するか?」次第です。外国人投資家は長期投資が前提の場合が多いため、投資先の急激な投資環境の変化を嫌います。安倍首相辞任で急激な投資環境の変化が懸念されたものの、菅官房長官の立候補で、投資環境が変化する可能性は少ないと外国人投資家も落ち着きを見せたのでしょう。
このように今の株式市場が織り込んでいるのが、
「菅官房長官が首相になり、現在の安倍政権の方針がある程度維持される」
という状況です。逆に言えば、それ以外の人が首相になりそうだと、再度サプライズとして株式市場はとらえ株価の急落もあり得るかもしれません。
中長期的には米国大統領選挙次第というところもありますが、世界的な金融緩和により必然的に株式市場への資金流入が続き株価は上昇トレンドを維持すると考えていますが、今回のようなサプライズにより株価の短期的な急落もあり得るでしょう。今のうちに押し目買い戦略をしっかりと準備し今回のような短期的な下落をチャンスに繋げて下さいね。
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