菊水化が一時S高、クラスター対策用空気殺菌装置を発売へ
菊水化学工業<7953.T>が急反発し一時、ストップ高の449円に買われている。前週末7日の取引終了後、幸成商事(大阪市中央区)と共同で、酸化チタンの光触媒作用を用いたクラスター対策用空気殺菌装置「ラジカルバスターV1」を17日から販売すると発表しており、これが好感されている。
同装置は、装置の製造を担当する幸成商事の石幸成和社長が、アナターゼ型酸化チタンと特殊フッ素樹脂を用いて高濃度酸化チタンボードを作成する基本特許を取得しており、それに基づいて開発されたもの。新型コロナウイルスと類似性の高いとされる、バクテリオファージQβやA型インフルエンザウイルスなどを用いた抗ウイルス試験で高い削減率を示したことから、今回の販売に至ったという。なお、通期業績に与える影響は軽微としている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高39億500万円(前年同期比25.9%減)、営業損益1億6100万円の赤字(前年同期1億200万円の黒字)となった。なお、21年3月期通期業績予想は引き続き未定としている。
出所:MINKABU PRESS
同装置は、装置の製造を担当する幸成商事の石幸成和社長が、アナターゼ型酸化チタンと特殊フッ素樹脂を用いて高濃度酸化チタンボードを作成する基本特許を取得しており、それに基づいて開発されたもの。新型コロナウイルスと類似性の高いとされる、バクテリオファージQβやA型インフルエンザウイルスなどを用いた抗ウイルス試験で高い削減率を示したことから、今回の販売に至ったという。なお、通期業績に与える影響は軽微としている。
同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高39億500万円(前年同期比25.9%減)、営業損益1億6100万円の赤字(前年同期1億200万円の黒字)となった。なお、21年3月期通期業績予想は引き続き未定としている。
出所:MINKABU PRESS
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