Ｔ＆Ｇニーズ、非開示だった今期最終は赤字転落、未定だった配当は無配転落

　テイクアンドギヴ・ニーズ <4331> が8月7日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は59.9億円の赤字(前年同期は4.6億円の黒字)に転落した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終損益が147億円の赤字(前期は10億円の黒字)に転落する見通しを示した。
　同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結最終損益が100億円の赤字(前年同期は9.4億円の黒字)に転落する見通しを示した。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を見送るとし、従来未定としていた下期配当も見送る方針とした。年間配当は11期ぶりに無配転落(前期は20円)となる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の5.3％→-133.9％に急悪化した。

※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。

株探ニュース