NY株式市場(21日)EU首脳会議はコロナ復興基金で合意–22日のテスラ決算に相場の関心が集中へ
21日のニューヨーク株式市場でダウ平均は買い先行で取引が始まりそうだ。
本格化している主力企業の決算発表で、IBMが発表した4–6月期決算はクラウド部門が好調でEPS・売上高共に市場予想を上回る好調な内容になったことから、今週に相次ぐIT・ハイテク企業への業績期待が相場を下支えしそうだ。
21日のアメリカ株式市場ではIBM決算を好感した買いが主力IT・ハイテク株中心に広がりやすい相場環境で、ナスダック総合指数が連日で過去最高値を更新する流れにダウ平均も追随する動きが中心となるだろう。
注目されていたEU首脳会議で21日に7500億ユーロ規模の復興基金案で最終合意したことから、ヨーロッパ市場が軒並み高となっていることも追い風となる。
ダウ平均は、寄り付きで前日高値(2万6765ドル)を上回ったあと朝方の買い一巡後は上値の重さを意識しながらの相場展開となりそうだ。引き続き、いわゆるロビンフッター勢中心に22日のテスラ決算に相場の関心が集中しそうで、上値追いに慎重な姿勢も根強くなりそうな1日となる。
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