ＭｒＭａｘ、上期経常を67％上方修正・3期ぶり最高益、通期も増額

　ミスターマックス・ホールディングス <8203> が7月14日大引け後(15:00)に決算を発表。21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の13.6億円に急拡大した。
　併せて、3-8月期(上期)の同利益を従来予想の12.9億円→21.6億円(前年同期は12.4億円)に67.0％上方修正し、増益率が4.1％増→73.8％増に拡大し、3期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の23.4億円→32.1億円(前期は22.3億円)に37.0％上方修正し、増益率が4.9％増→43.7％増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の2.3％→4.2％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第1四半期累計期間について、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い全国的に外出自粛が広がるなか、巣籠り消費に関連した商品群や感染症対策商品の売り上げが伸び、営業収益が計画を上回りました。　一方経費面では、売上増加などにより人件費の増加があったものの、お客様の集中を避けるための販促の見直しやウェブ会議の活用などのコスト削減を実行したことで、当初の計画内で進捗しました。　その結果、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益ともに計画を大きく上回りました。　業績の詳細につきましては、本日公表した「2021年2月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）」をご覧ください。　この第1四半期累計期間の業績を踏まえ、2021年2月期の第2四半期累計期間および通期の業績予想について修正いたしました。なお、新型コロナウイルスの感染拡大の影響につきましては、算定が極めて困難なことから、第2四半期以降の業績予想には織り込んでおりません。