一躍脚光を浴びて急動意、上値を試す動き続く
【事業内容】
各種自動化機器のメカトロニクス企業でメモリ・ハードディスク、液晶、半導体製造装置といった関連機器を手掛ける。食品およびクリーニング業界向けの包装機を祖業とし、段階的に半導体・ハードディスク業界に参入を進めてきた。中国上海やシンガポールなどにも海外拠点をもつ。
【業績面】
業績面においては5/14に本決算発表を行い、前期実績は売上高39.2%減収、営業利益以下は赤字転落となり、電力会社向けの計測装置の大口需要が一巡した影響が大きかった。しかし、主力のメカトロニクスが徐々に底入れから改善に向かうとともに、同社の製造・販売する空気清浄機「BLUEEZE」が光触媒効果と活性酸素によるウイルスや細菌の酸化分解効果が見込まれることから、ウイルス対策の特需発生に伴う業績寄与も期待される。
【株価動向】
株価は3/17に安値323円をつけた後、4/28に突如として急動意を見せており、さらには6/22付で上記空気清浄機「BLUEEZE」が日本経済新聞および6/24付で日刊工業新聞で取り上げられたことを機にストップ高を交えて上値を伸ばす動きとなった。期待と思惑が交錯する中で短期資金を中心とした物色が途切れないことから上値を試す動きが継続しそうだ。
関連銘柄
銘柄名称 | 株価 | 前日比 |
---|---|---|
6298
|
2,298.0
(15:00)
|
-106.0
(-4.40%)
|
関連銘柄の最新ニュース
-
04/13 10:00
-
04/11 15:00
-
03/18 11:30