NYコラム(8日)ダウ平均は様子見姿勢が強い寄り付きへ–IT・ハイテク株の強含みに注目

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最新投稿日時:2020/07/08 22:09 - 「NYコラム(8日)ダウ平均は様子見姿勢が強い寄り付きへ–IT・ハイテク株の強含みに注目」(加藤裕一)

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NYコラム(8日)ダウ平均は様子見姿勢が強い寄り付きへ–IT・ハイテク株の強含みに注目

著者:加藤裕一
投稿:2020/07/08 22:09

NY株式市場(8日)ダウ平均は前日の引け味の悪さを引きずるか⁈ーIT・ハイテク株の上昇トレンドに変化なし

8日のニューヨーク株式市場でダウ平均は前日の引け味の悪さを引きずる形で寄り付きを迎えそう。前日に売り切れなかった向きからの売り物を意識しながらの取引スタートとなりそうだ。

トランプ政権サイドが中国への対抗措置の選択肢の一つとして検討しているという香港のドル・ペッグ制の弱体化に関するニュースフローが伝わっている。米中対立の激化を想起させる懸念材料として実現性を含め追加情報を見極める必要性があるだろう。引き続き、アメリカ国内では、新型コロナウイルスの感染者数が過去最多を記録し続けており、積極的に買い向かうには新規のポジティブ材料が持ち込まれる必要がある。

ただ、前日に過去最高値更新から一転して利益確定売りに押されたIT・ハイテク株の上昇トレンドに変化はなさそうで、早々に押し目買いが入りやすい相場環境だ。ダウ平均も同様にIT・ハイテク株のリバウンドによる下値の硬さが確認されれば、様子見姿勢からの地合い好転につながりそうな側面もある。きょうのところは、IT・ハイテク株買いに付いて行かざるを得ない局面だろう。

8日のニューヨーク株式市場は、寄り付きでIT・ハイテク株のモメンタムを確認した上で、相場の方向性を見極めてからエントリーポイントを探る作業を検証していく1日となる。

加藤裕一
米国株ストラテジスト
配信元: 達人の予想

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