外為サマリー：１ドル１０７円６０銭台に上昇、日米株高が支援材料

　６日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前１０時時点で１ドル＝１０７円６６銭前後と前週末の午後５時時点に比べ１０銭強のドル高・円安となっている。

　３日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、１ドル＝１０７円５１銭前後と前日に比べほぼ横ばいだった。米独立記念日前の振替休日で、株式市場や債券市場は休場。新規の手掛かり材料に乏しく、ドル円相場は動意に乏しい展開だった。

　ただ、週明けの東京市場に移ってからはドル買い・円売りが優勢で、午前１０時頃には１０７円６９銭まで上昇した。日経平均株価や時間外取引のＮＹダウ先物が堅調な動きとなっていることが支援材料となっているもよう。また、時間外取引で米長期金利が上昇していることも買い手掛かりとなっているようだ。

　ユーロは対ドルで１ユーロ＝１．１２６４ドル前後と前週末の午後５時時点に比べ０．００３０ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では１ユーロ＝１２１円２７銭前後と同５０銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所：MINKABU PRESS