配当金の再投資
本日の日経平均は29日の米国株式が住宅指標の改善などを背景に大幅高した流れを受け、買いが先行し、午前10時に発表された中国6月製造業PMI(購買担当者景気指数)の改善も支えとなり、2万2400円台で堅調に推移しています。
先週から続く3月決算企業の配当金の支払いが本日でピークを迎えます。
先週から本日まで約2兆7000億円の配当金が支払われ、パッシブ運用をしている機関投資家は出された配当金を、保有銘柄の再投資の買いを行わなくてはなりません。
一般的には本日の引け値で買えば、トラッキングエラーが起きにくく連続的な指数の運用が継続可能となります。
なお来週以降の7/8.10にはETF(1321など)の分配金基準日には分配金を捻出するために、現物と先物で約7000億円の売りが出ると推定されます。
この、6月末から7月の上旬の需給の動きは毎年恒例の動きなので注意。
この時期は配当に絡む需給も加わり、指数の値幅大きく出やすくなります。
昨日の日経平均は25日移動平均線を割り込み、本日の動きが注目されましたが、切り替えしており、21500円~22700円のレンジ相場から抜け出せておらず、もみ合いが続き相場自体もどちらに行こうか迷っています。
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