株価指数先物【引け後コメント】利食いが出やすいタイミング、海外勢は買い越し基調を継続

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最新投稿日時:2020/06/04 17:44 - 「株価指数先物【引け後コメント】利食いが出やすいタイミング、海外勢は買い越し基調を継続」(株探)

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株価指数先物【引け後コメント】利食いが出やすいタイミング、海外勢は買い越し基調を継続

配信元:株探
投稿:2020/06/04 17:44

大証6月限
日経225 22760 +30 (+0.13%)
TOPIX 1608.0 +4.5 (+0.28%)

 日経225先物は、前日比30円高(+0.13%)の2万2760円で日中取引を終了。予想を上回る経済指標の発表が好感された米国市場の流れを引き継ぐ形から、寄り付きは2万2970円とシカゴ先物清算値の2万2915円を上回って始まった。開始直後に2万2980円を付けたが、現物市場の寄り付き以降は利益確定の流れが優勢となった。前場半ばに下げに転じると、前引けに向けては下落幅が拡大し、ランチタイムには一時2万2490円と2万2500円を下回る場面もみられた。しかし、日経平均の2万2500円どころでの底堅さが意識される中、後場は戻り待ちの売りをこなしながらもリバウンド基調となり、小幅ながら上昇に転じて取引を終えた。

 本日は寄り付き高値といったタイミングで、利益確定の流れとなった。過熱感を指摘する声が増える中で、ギャプスタートで節目の2万3000円に迫る場面においては、ロング筋にとってちょうど利益確定に向かいやすかっただろう。また、売り方にとっても節目接近で一気にショートカバーを強めた影響が大きかったようである。その後は利益確定となったが、需給状況が反転したとみるのは早計だろう。

 投資主体別売買動向(5/25-5/29)では、海外投資家は現物が売り越しだったが、先物は買い越しており、現物、先物合算では4000億円超の買い越しとなる。この週の海外投資家は、CTA系のショートポジションの圧縮を進めていたとみられている。本日の上昇でショートカバーは相当進んでいると考えられるが、ロングには傾いていない状況でもあるため、引き続き買い越し基調が継続する可能性があるだろう。上値追いは慎重になりつつも、利食い場面での押し目を狙うスタンスとなる。

 手口面では日経225先物は、みずほの売り越しに対して、シティ、バークレイズ、クレディスイスの買い越しが目立つ。

株探ニュース
配信元: 株探

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