午後:債券サマリー 先物は続落、30年債入札結果後に一段安
4日の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。前日の米長期債相場が下落した流れを引き継ぐかたちで始まり、30年債入札の結果が明らかになると下げ幅が拡大した。
3日の米市場ではNYダウが大幅に続伸したほか、外為市場ではドル高・円安が進行するなど投資家がリスク資産を選好する動きが一段と高まった。同日に発表された米経済指標が市場予想を上回ったことで景気底入れ期待が強まったことが背景にあり、これが円債にも影響した。この日に実施された30年債入札の結果が明らかになったあとも債券の売り圧力は続き、債券先物はジリジリと下げ幅を拡大。入札結果は小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が11銭と前回(5月14日)の9銭から拡大し、応札倍率は2.84倍と前回の3.69倍を下回った。市場では無難な結果との見方があったものの、強めの結果を予想していた向きも少なくなかったようだ。
先物6月限の終値は前日比29銭安の151円76銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%上昇の0.025%だった。
出所:MINKABU PRESS
3日の米市場ではNYダウが大幅に続伸したほか、外為市場ではドル高・円安が進行するなど投資家がリスク資産を選好する動きが一段と高まった。同日に発表された米経済指標が市場予想を上回ったことで景気底入れ期待が強まったことが背景にあり、これが円債にも影響した。この日に実施された30年債入札の結果が明らかになったあとも債券の売り圧力は続き、債券先物はジリジリと下げ幅を拡大。入札結果は小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が11銭と前回(5月14日)の9銭から拡大し、応札倍率は2.84倍と前回の3.69倍を下回った。市場では無難な結果との見方があったものの、強めの結果を予想していた向きも少なくなかったようだ。
先物6月限の終値は前日比29銭安の151円76銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%上昇の0.025%だった。
出所:MINKABU PRESS
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