ドル高方向へと調整入る、米中貿易にやや不透明感=ロンドン為替概況

最新投稿日時:2020/06/01 20:36 - 「ドル高方向へと調整入る、米中貿易にやや不透明感=ロンドン為替概況」(みんかぶFX)

ドル高方向へと調整入る、米中貿易にやや不透明感=ロンドン為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/06/01 20:36
ドル高方向へと調整入る、米中貿易にやや不透明感=ロンドン為替概況

 1日のロンドン市場は、ドル高方向に調整が入っている。週明けはアジア株が堅調に取引されたことを受けて、欧州株も買われている。為替市場ではドル売りが先行、ドル円は107円台半ばで揉み合うなかでユーロドルやポンドドルが高値を伸ばす動きがみられた。この日発表された一連の欧州製造業PMIや英製造業PMIが前回からは改善を示しており、新型コロナを受けた経済に底入れの兆候が示されていた。しかし、関係者の情報として、中国が米国からの一部農産物の輸入を停止と報じられており、市場に警戒感が再燃。ドル高方向に値動きが転じた。ユーロドルは1.11台半ばから1.11ちょうど付近へ、ポンドドルは1.24台前半から1.23台後半へと反落している。クロス円も上値が重い。ドル円は中国の報道で安値を107.39レベルまで広げたとは、上昇に転じており107.70近辺へと反発している。欧州株はプラス圏を維持しているが、米株先物は前日終値を挟んで方向性が錯綜、米国内の混乱もあって落ち着かない相場になっている。

 ドル円は107円台後半での取引。東京朝方につけた107.86レベルを高値にロンドン序盤には107.39レベルまで下押しされた。関係者の情報として、中国が米国からの一部農産物の輸入を停止と報じられたことに反応した。ただ、その後はドル買い方向に転じており、107.70近辺へと反発している。欧州株はプラス圏を維持しているが、米株先物は前日終値を挟んで方向性が錯綜、米国内の混乱もあって落ち着かない相場になっている。

 ユーロドルは1.11台前半での取引。ロンドン朝方に1.1154レベルまで高値を伸ばしている。その後はドル買い方向に転じており、1.11ちょうど付近へと反落。東京早朝の安値1.1094レベルには届かず、その後は下げ一服となっている。ユーロ円は120円手前で上値を抑えられており、ロンドン序盤に119.43レベルまで下押しされた。その後は再び119円台後半へと戻している。この日発表された一連の5月製造業PMI確報値は前回4月からの底入れが確認された。米中貿易摩擦の再燃が警戒されており、リスク選好ムードはややしぼんでいる。

 ポンドドルは1.23台後半での取引。ロンドン早朝に1.2426レベルまで高値を伸ばしたあとは、売りに押された。足元では1.2380近辺へと押し戻されている。ポンド円は133円台前半を中心とした振幅。朝方に133.60近辺まで買われたが、東京市場の高値133.67レベルには届かず。その後は133.10付近まで一時反落する場面があった。5月の英製造業PMI確報値は速報値からの変化は少なく、前回4月からの底入れの動きが確認された。ただ、水準自体は40.7と低迷しておりポンド買い反応は乏しかった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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