NYコラム(1日)ダウ平均は大幅安スタートへ−ISM製造業景況指数に注目

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最新投稿日時:2020/04/01 21:41 - 「NYコラム(1日)ダウ平均は大幅安スタートへ−ISM製造業景況指数に注目」(加藤裕一)

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NYコラム(1日)ダウ平均は大幅安スタートへ−ISM製造業景況指数に注目

著者:加藤裕一
投稿:2020/04/01 21:41

NY株式市場(1日)トランプ米大統領は「厳しい2週間になる」−ダウ平均先物は一時800ドル超安

1日のアメリカ株式市場でダウ平均は売り先行でスタートへ

トランプ大統領は31日、新型コロナウイルスの感染拡大でアメリカ国内での死者数が最終的に10万~24万人になる可能性を指摘。2週間後に死者数が2000人を超えてピークを迎えるとの認識を示した上で向こう2週間が「非常に厳しい」局面を迎えるという。アメリカ国内での感染者数は31日に合計で18万1000人まで急増し死者数は3600人を超えた。

時間外のダウ平均先物は、一時800ドルを超える下落幅となる場面があった。1日のダウ平均は寄り付きで2万1000ドルの節目を試しに行く局面もありそうだ。

1日のアメリカ株式市場では、日本時間21時15分に発表されたADP雇用統計と日本時間23時に発表されるISM製造業景況感指数に注目が集まっている。

すでに発表された3月ADP雇用統計は2万7000人減となった。15万人減と見込まれていた市場予想ほど落ち込まなかった。ただ、雇用関連指標では足元の状況を知る上で速報に近い週間ベースの新規失業保険申請件数の発表を2日に控えていることもあって相場の反応は限定的だった。

また、ISM製造業景況感指数の市場予想は45.0と大幅な悪化が見込まれている。筆者はISM製造業景況感指数の下振れ方向を注視しているが、市場予想を上回っても相場全体の地合い悪化を大きく持ち上げるエネルギーは限られるのではないかと見ている。
加藤裕一
米国株ストラテジスト
配信元: 達人の予想

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