不本意ながら“いったん様子見”…!? - ドル円

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最新投稿日時:2020/03/30 11:24 - 「不本意ながら“いったん様子見”…!? - ドル円」(武市佳史)

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不本意ながら“いったん様子見”…!? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2020/03/30 11:24

◆ “ドル売り”は止まらず、しかし期待した“円売り”は不発…

※ご注意:予想期間は3月31日と表示されていますが、本日(3月30日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


「新型コロナウイルスの感染拡大」は続く中、米国の感染者数がイタリアを上回りました。
一方で「今月3回目のカナダ緊急利下げ」「南ア格下げ」が重なり、期待した“円売り”は不発に終わりました。
“ドル売り”と“円買い”が同時進行する中、ドル円は“107円半ば”へと押し下げられていきました。

◆ 悲観する必要ないが、「前提が変わってしまった」以上は…?

「感染拡大の中心地」が“欧州→米国”へと移ったことで、“ドル売り”がさらに促す可能性は否めません。
これに「NYダウ反落(915ドル安)」+「権利落ち」を背景に、“日経平均反落→リスク回避継続→円買い”となる可能性を考えれば…?

マーケットテーマは“変わりやすい”ものであり、またオセアニアタイムからの下落は“なかなか続かない(時間の経過と共に、ほとんどが担がれる?)”等も考えれば、そこまで悲観しなくてもいいのかもしれません。
しかし「前提が変わってしまった」現状では、「見方も変えざるを得ない」…。

下値のメドとなりやすいのは“107円ライン”、割り込んだ際は“3/12~3/24の50%押し(107.392円)”でしょうから、“大きくは崩れない”との見方は続けたいところではあります。
しかしここは、不本意ながら“いったん様子見”としたいところです。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※ボラティリティが高まっていますので、いつもより値幅を拡大しています。

109.590(3/27高値)
109.323(週足・一目均衡表先行スパン上限)
109.233(日足・一目均衡表転換線、3/24~3/27の38.2%戻し)
上値5:109.071(3/27欧州タイム高値、ピボット1stレジスタンス)
上値4:109.009(100日移動平均線、大台)
上値3:108.897(50日移動平均線、20週移動平均線)
上値2:108.460(50週移動平均線)
上値1:108.319(200日移動平均線)
前営業日終値:107.948(大台、月足・一目均衡表基準線)
下値1:107.742(3/27安値)
下値2:107.640(20日移動平均線)
下値3:107.477(週足・一目均衡表先行スパン下限)
下値4:107.392(3/12~3/24の50%押し)
下値5:107.000(大台)
106.755(3/18安値)
106.697(週足・一目均衡表基準線/転換線、月足・一目均衡表転換線)
105.579(ピボット2ndサポート)
106.442(3/9~3/24の50%押し、日足・一目均衡表基準線)
106.373(3/12~3/24の61.8%押し)


※16:27 抵抗・支持ラインが変更されていませんでしたので、修正しました。
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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