明日の為替相場見通し＝ＮＹダウの動向など注視

　今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、ＮＹダウや米長期金利を注視する展開が見込まれる。予想レンジは１ドル＝１０９円９０～１１０円６０銭。

　前日のニューヨーク市場で、ＮＹダウが連日の大幅安となり米１０年債利回りが過去最低を更新するなかドルは一時１０９円８０銭台まで下落。この日の東京市場では、１１０円前半の値動きが続いた。新型肺炎が懸念されるなか、今晩のＮＹダウが下げ止まり、市場に強まるリスクオフ姿勢が一服するか、どうかが最大の焦点となる。ＮＹダウが底堅い動きとなれば、１１０円００銭前後が下値抵抗線となりそうだ。ただ、上値の戻りも１１０円５０銭前後でとどまる可能性がある。




出所：MINKABU PRESS