トレイダーズ、今期経常を7％上方修正・最高益予想を上乗せ

　トレイダーズホールディングス <8704> [ＪＱ] が2月13日大引け後(15:10)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は16.6億円の黒字(前年同期は0.9億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の17.5億円→18.8億円(前期は8.6億円)に7.4％上方修正し、増益率が2.0倍→2.2倍に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.5億円→5.8億円(前年同期は12.1億円)に28.5％増額し、減益率が62.3％減→51.6％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比43.5％増の3.6億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の28.0％→26.5％に低下した。

株探ニュース