東京株式(大引け)=483円安、新型肺炎の拡大を嫌気して大幅反落

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最新投稿日時:2020/01/27 15:43 - 「東京株式(大引け)=483円安、新型肺炎の拡大を嫌気して大幅反落」(みんかぶ)

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東京株式(大引け)=483円安、新型肺炎の拡大を嫌気して大幅反落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/01/27 15:43
東京株式(大引け)=483円安、新型肺炎の拡大を嫌気して大幅反落  27日の東京株式市場は、リスク回避ムードの強い展開で主力株中心に幅広く売り込まれた。先物主導の下げで日経平均は500円を超える下げとなる場面もあった。

 大引けの日経平均株価は前週末比483円67銭安の2万3343円51銭と急反落。東証1部の売買高概算は11億8046万株、売買代金概算は2兆1772億1000万円。値上がり銘柄数は166、対して値下がり銘柄数は1961、変わらずは32銘柄だった。

 きょうの東京市場は、主力株を中心に大幅に売り込まれる展開となり、東証1部全体の9割の銘柄が値を下げる全面安商状となった。前週末の米国株市場でNYダウが4日続落、ナスダック総合指数も安く、折からのドル安・円高も加わってリスク回避の売りを浴びた。中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が世界景気に悪影響をもたらすとの思惑から、先物主導で売り崩される格好に。春節休暇に伴い中国・上海株や香港株をはじめアジア株市場が総じて休場だったことで、日本株にヘッジ売りが集中する形で、日経平均は寄り後早々に500円強の下げをみせた。その後は押し目買いに下げ渋る場面もあったが、後場後半に売り直され、きょうの安値圏に近い水準で着地している。ほぼ全面安商状ながら、個別では新型肺炎関連に物色人気が集中したほか、不動産株の一角にも買いが入った。

 個別では、売買代金トップのファーストリテイリング<9983.T>が3500円超の急落、任天堂<7974.T>も下げた。東京エレクトロン<8035.T>アドバンテスト<6857.T>などの半導体関連も大きく値を下げた。ソフトバンクグループ<9984.T>トヨタ自動車<7203.T>などが軟調、オリエンタルランド<4661.T>資生堂<4911.T>も売られた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも安い。ネットワンシステムズ<7518.T>ピー・シー・エー<9629.T>はストップ安。ツガミ<6101.T>ダブル・スコープ<6619.T>なども大幅安。

 半面、三菱地所<8802.T>三井不動産<8801.T>がいずれも買い優勢となり目を引く。また、ニイタカ<4465.T>日本エアーテック<6291.T>シキボウ<3109.T>富士製薬工業<4554.T>大幸薬品<4574.T>などが急騰、新型肺炎関連へのマネーゲーム的な買いが勢いを増している。ジャフコ<8595.T>、イワキ<8095.T>なども物色された。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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