東京株式（寄り付き）＝上伸、買い先行で２万４０００円台回復

　１７日の東京株式市場は上伸。寄り付きの日経平均株価は前日比１７０円高の２万４１０３円で始まった。

　前日の米国株市場は、ＮＹダウが２６７ドル高と大幅高。ＮＹダウやナスダック、Ｓ＆Ｐ５００の主要３指数はそろって最高値を更新した。米１２月小売売上高が堅調だったほか、昨年１１～１２月の年末商戦の売上高も順調な伸びを示した。これを受け、日経平均株価は２万４０００円台を回復。昨年１２月１７日につけた終値ベースの高値２万４０６６円を上回った。為替は１ドル＝１１０円２０銭近辺の円安に振れていることも追い風となっている。

　寄り付き時点で業種別では３３業種中、３１業種が高く、値上がり上位に証券、金属、倉庫、電気機器、ガラス・土石、機械など。一方、値下がりで目立つのは電力・ガス、石油の２業種のみ。

出所：MINKABU PRESS