27日のマザーズ先物は前日比8.0pt高の914.0ptとなった。なお、高値は914.0pt、安値は904.0pt、取引高は1059枚。本日のマザーズ先物は、前日の米国株高や昨日から続く円安基調を背景とした東証1部市場の堅調さを背景に、センチメントが良好な中、このところ活発な中小型物色が引き続き見られて5日続伸となった。前日の米国市場は、米中貿易協議について両国が歩み寄り最終的に合意するとの期待が高まり、NYダウなどの主要株価指数は連日の最高値更新となった。為替も引き続き1ドル=109円台の円安基調にある中、日経平均も堅調で個人投資家心理も上向きだった。出遅れ感から買いが続いていたマザーズ市場は本日も物色が盛んで、国内大手証券のレーティング開始を材料に時価総額上位銘柄のSansan<4443>がストップ高をつけるなどして、目先の先高感も強まる形で大引けまで高値圏での推移となった。売買代金上位では、上述したSansanのほか、住友商事<8053>子会社との間で自社で培養・加工するヒト脂肪組織由来間葉系幹細胞の分譲に関する契約を結んだセルソース<4880>やインパクトHD<6067>もストップ高を付けた。その他では、カオナビ<4435>やギフティ<4449>も大きく上昇した。
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