保ち合い上放れから200日線突破後の上値余地に期待
時価総額:74億円
PER:16.64倍
PBR: 2.33倍
生命保険会社向けのシステムインテグレーションや個人の資産管理プラットフォームビジネスを展開。金融機関等の営業担当者や、管理者が扱うシステムをはじめ、生命保険の申込書や告知書などの契約にかかる煩雑さを解消する支援システムを手がける。既存の生命保険会社だけでなく業界内の横展開が見込める他、業務支援領域の拡大なども見込めるために成長軌道に乗るビジネス。
主力のシステム受託開発の延長上に今後大きな需要拡大が見込まれている相続案件のコンサルティングシステムが上乗せ展開していくほか、金融業界のフィンテック推進の流れは同社にとって追い風となる。
業績面においては11/8に決算発表を行い前期実績は売上高11.3%増収、営業利益以下は大幅増益で着地した。今期見通しは過去最高の決算となった前期から売上高12.5%増、営業利益は13.6%増の6期連続での最高益更新を見込む。
株価は今年に入ってからほぼ横這いの動意に欠ける展開が続いていたが、日柄の調整完了とともに徐々に見直し買いの動きが出始めている。市場全体の物色としても決算発表が一巡して積極的な買い手がかりに乏しくなってきた中で、今週は好業績株を中心に物色の触手も伸びやすくなるだろうと予想する。