ドル円は振幅続く 明日は消費増税後の全国CPIの発表=NY為替

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最新投稿日時:2019/11/22 04:30 - 「ドル円は振幅続く 明日は消費増税後の全国CPIの発表=NY為替」(みんかぶ(FX/為替))

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ドル円は振幅続く 明日は消費増税後の全国CPIの発表=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/11/22 04:30
 NY時間の終盤に入ってドル円は108.60円近辺での推移が続いている。きょうのNY為替市場は次第にドル買いが優勢となる中、ドル円も買い戻しが見られるものの、本日108.75円付近に来ている21日線を試す動きまでは見られおらず、依然として上値が重い印象。ドル円を圧迫している米国債利回りは本日は上昇しているものの、今度は米株式市場が利益確定売りに押されており、円高の動きがドル円を圧迫している。ロング勢も上値追いには慎重になっているようだ。

 米中貿易協議の行方に市場は神経質になっており、様々な報道に一喜一憂する動きがドル円でも見られている。きょうは、米中が第1段階の合意ができなくても、12月15日に米国が予定している中国製品への追加関税の発動は、少なくとも延期される公算が大きいと伝えた。交渉で大きな成果が出る可能性は低いが、関税延期は両国の利益にかなうという。米中の当局者からは協議は進展しているとの発言が相次いでいるが、依然としてまとまらないようだ。

 明日は10月の日本の全国消費者物価指数が発表される。消費増税が開始した月でもあり、物価に何らかの影響が出ているか注目されるところではある。ただ、食品・エネルギーの除くコアコア指数は前年比で+0.6%と、前回からは若干の上昇が見込まれている。消費税増税の影響を考慮した予想と見られるが、さほど物価には影響は出ないものと見られている。相変わらず低インフレから抜け出せない日本経済だが、特に為替市場の反応は限定的と思われる。

USD/JPY 108.65

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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