メドレックスが８日続落、ＥＶＯ ＦＵＮＤを割当先とする新株予約権を発行で将来の希薄化を警戒

　メドレックス<4586.T>が８日続落している。急落。１５日の取引終了後、ＥＶＯ　ＦＵＮＤを割当先とする第三者割当により、第１５回新株予約権を発行すると発表しており、将来の希薄化などを警戒した売りが出ているようだ。

　今回発表の新株予約権は１２月９日を割当日としており、発行新株予約権数は３１５万個（潜在株式数３１５万株）で、潜在的な希薄化は２４．７８％となる。調達資金約１０億５４００万円は、自社開発パイプラインである中枢性鎮痛貼付剤（フェンタニルテープ剤）ＭＲＸ－９ＦＬＴの米国における開発費用や、帯状疱疹後の神経疼痛治療薬（リドカインテープ剤）ＭＲＸ－５ＬＢＴの欧州における開発費用に当てる方針。

出所：MINKABU PRESS