日コン、今期経常を71％下方修正、配当も2.5円減額

　日本コンクリート工業 <5269> が11月14日後場(14:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は0.6億円の赤字(前年同期は13億円の黒字)に転落し、従来の9億円の黒字予想から一転赤字で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の21億円→6億円(前期は24億円)に71.4％下方修正し、減益率が12.5％減→75.0％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比39.7％減の6.6億円に落ち込む計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の7円→4.5円(前期は7円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は2.2億円の赤字(前年同期は5.9億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の4.5％→-2.3％に急悪化した。

株探ニュース