■注目銘柄:【買い】オリックス(8591)
10月28日に決算発表。不動産事業で子会社株式売却や持分法投資損益が増加したものの、法人金融サービスやリース業で費用が増加したことなどから減益となっている。また、同日には1000億円を上限とした自社株買いを発表。これを受け同社株には資金が流入しており、11月8日には年初来高値1758円をつけた。
■テクニカル分析
決算発表以降堅調な推移が続いており、11月8日は前日比0.4%マイナスの1735円で引けた。終値ベースでの年初来高値更新とはならなかったが、直近は資金流入が続いており、もうしばらく上値追いの展開が続くと判断した。
■事業概要
リース大手。時価総額約2兆3000億円。PER約7倍 PBR約1倍
■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第2四半期決算では、営業収益1兆1126億78百万円(前年同期比-11.8%)、営業利益1617億2百万円(同-17.1%)、純利益1591億50百万円(同+2.6%)となっている。