■注目銘柄:【売り】ソフトバンクグループ(9984)
11月6日に第2四半期決算を発表。ソフトバンク事業は増収だったが、スマホの需要減少でアーム事業が減収になるなどその他の事業の売上が伸び悩んでおり、売上高は横ばいとなっている。また、「Uber」や「WeWork」などの評価損失などを計上した影響で営業利益が赤字に転落している。
■テクニカル分析
11月8日は前日比2.79%プラスの4344円で引けた。決算発表を受け下落したが、8日の株価変動で下落前の水準まで値を戻している。一方で業績への不透明感が残っていることや、RSI(9日)も74%と過熱感が強くなっていることから、もうしばらく様子見をしたいと判断した。
■事業概要
投資会社。子会社が携帯電話事業などを展開。時価総額約9兆円。 PBR約1倍
■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第2四半期決算では、売上高4兆6517億24百万円(前年同期比-0.0%)、営業利益-155億5200万円(前年同期1兆4207億16百万円)、四半期利益4215億52百万円(前年同期比-49.8%)となっている。