NECの「空港ソリューション」が2019年度グッドデザイン・ベスト100を受賞

昨年の生体認証「Bio-IDiom」に続き2年連続ベスト100




NECの「空港ソリューション ～税関検査場電子申告ゲートを中心としたSmart Airportの取り組み～」が、2019年度グッドデザイン賞（主催：公益財団法人日本デザイン振興会　注１）において、グッドデザイン・ベスト100を受賞しました。昨年は生体認証「Bio-IDiom　バイオイディオム」を活用したコンセプトが、今年は顔認証を活用した実際のサービスが評価され、2年連続の受賞となります。
グッドデザイン・ベスト100は、グッドデザイン賞を受賞した1,420点のデザインの中で、審美性、提案性、可能性など総合的に優れているとして高い評価を受けた100点で、今日におけるデザインの水準を高めるに相応しい、これからのモデルとなりうるデザインとされています。今回の受賞は、NECの高い技術力を生かした総合的なサービスデザインであることなどが高く評価されました。
なお、今回受賞した空港ソリューションは、世界No.1の認証精度（注２）を有するNECの顔認証技術を活用したもので、本年4月15日から成田国際空港第3旅客ターミナルの税関検査場で運用が始まっており（注３）、また、新千歳空港・成田国際空港・羽田空港・中部国際空港・関西国際空港・福岡空港の国内6空港においても導入が決まっています（注４）。




NECは2020年度までの3カ年の中期経営計画「2020中期経営計画」においてセーフティ事業をグローバルでの成長エンジンに位置づけており、これまで、顔認証をはじめとする生体認証システムを世界約50の空港に提供してきました。今後もNECは、「NEC Safer Cities」（注５）実現に向けたソリューションやサービスの開発を加速・強化し、安全・安心で豊かな社会の実現に貢献していきます。

■受賞対象
空港ソリューション ～税関検査場電子申告ゲートを中心としたSmart Airportの取り組み～
2020年訪日外国人旅行者数4,000万人を目指す中、日本の玄関口・空港でスムーズな手続きを実現するための、税関検査場電子申告ゲートを中心とした空港ソリューション。携帯品申告書を（電子的に）作成するスマホ向けアプリ、電子申告端末、顔認証技術を活用したウォークスルーゲート、サイネージなど空港の税関検査場をトータルにデザインした。

■展示会
今回受賞した「空港ソリューション」を出展します。いずれも入場無料ですので、ぜひご来場ください。

　・グッドドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2019」
　　会期：10月31日（木）～11月4日（月・祝）
　　会場：東京ミッドタウン（東京・六本木）
　　http://www.g-mark.org/gde2019/ （事前申込不要）

　・C&Cユーザーフォーラム & iEXPO2019
　　会期：11月7日（木）～11月8日（金）
　　会場：東京国際フォーラム（東京・有楽町）
　　https://uf-iexpo.nec/ （事前申込制）

■NECのデザイン
　https://jpn.nec.com/design/


（注１）グッドデザイン賞について
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/

（注２）NEC、米国国立機関による顔認証の精度評価で第1位を獲得～AI時代の生体認証技術、決済・交通機関など高信頼性を求める分野に向けて躍進へ～
https://jpn.nec.com/press/201910/20191003_01.html

（注３）NEC、空港の税関検査場で利用される電子申告ゲートを受注～国内初、顔認証技術を活用し、スピーディな申告・通関手続きで混雑緩和と旅客待ち時間短縮を実現～
https://jpn.nec.com/press/201811/20181107_02.html

（注４）NEC、国内の主要6空港で利用される税関検査場電子申告ゲートを受注～顔認証技術を用いて空港の混雑緩和と検査待ち時間短縮に貢献～
https://jpn.nec.com/press/201907/20190710_01.html

（注５）NEC Safer Cities
生体認証や映像解析を含むAI、IoT関連の先端技術を活用して、安全・安心で効率・公平な都市の実現を支えるNECの事業領域。人々がより自由に、個人の能力を最大限に発揮して豊かな生活を送ることのできる社会の実現に貢献。
https://jpn.nec.com/safercities/index.html


［本件に関するお問い合わせ先］
　NEC コーポレートインキュベーション本部 クリエイティブデザインセンター
　e-mail： [e-mail]