クリレスＨＤが大幅反発、新たな子会社連結化で今期２度目の上方修正

　クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387.T>が大幅反発し、実質上場来高値を更新している。前週末１１日の取引終了後、２０年２月期の連結業績予想について、売上高を１３００億円から１４００億円（前期比１７．４％増）へ、営業利益を６７億円から７５億円（同８８．６％増）へ、純利益を３３億円から３７億円（同２．８倍）へ上方修正しており、今期２度目となる上方修正を好感した買いが入っている。

　直近の業績が順調なことに加えて、今年９月に北米でイタリアンレストラン「イルフォルナイオ」を展開するイルフォルナイオ社を子会社したことや、１０月に北関東を中心に和食レストラン「いっちょう」を展開するいっちょう（群馬県太田市）を子会社化したことが寄与するとしている。

　なお、第２四半期累計（３～８月）決算は、売上高６３５億２４００万円（前年同期比６．０％増）、営業利益４２億９６００万円（同４５．０％増）、純利益２４億円（同７２．３％増）だった。

出所：MINKABU PRESS