■注目銘柄:【買い】富士通(6702)
2019年7月25日に決算を発表。前年度に携帯電話事業などを売却した影響や国内工場の再編費用によって大幅な減益となっているが、一時的な要因を除いた場合では大幅な増益となっている。これを受け同社株は7月29日に高値8743円をつけた。その後も高値圏での調整が続いており、9月26日には年初来高値9049円をつけた。直近はやや調整が続いているが、25日移動平均線近辺で推移しており、押し目買いのタイミングだと考える。
■テクニカル分析
10月10日は前日比プラス0.56%の8791円で引けた。直近は堅調に推移しているが、RSI(9日)は55.1%と過熱感はほぼ無く、25日移動平均線近辺で推推移も続いているため、さらなる上昇が期待できると判断した。
■事業概要
大手ITベンダー。デバイスなどの製造も手掛ける。時価総額約1兆8000億円。PER約17倍、PBR約1.6倍。
■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第1四半期決算では、売上収益8387億37百万円(前年同期比-3.3%)、営業利益33億85百万円(同-95.7%)、純利益70億94百万円(同-90.2%)となっている。