東京株式(寄り付き)=大幅反落スタート、米中対立への懸念が再燃
9日の東京株式市場は大きく売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比227円安の2万1359円と反落。
前日の米国株市場ではNYダウが300ドルを超える下げをみせたほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数はそれを上回る下落率となるなど、リスクオフの流れが鮮明となった。これを受けて、東京市場でも幅広く売りが優勢となっている。米中貿易協議を直前にして、米政権が中国に対し少数民族への弾圧問題を理由に中国の一部ハイテク企業との取引を禁止したことや中国政府高官へのビザ発給制限などで米中対立への懸念が再燃した。パウエルFRB議長が講演でバランスシートの拡大策を開始することを表明したが、効果は限定的だったことから、緩和政策に対するマーケットの期待感も後退した。きょうは、東京市場に遅れて始まる中国・上海株市場の動向なども注目される。
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面安で値下がりで目立つのは鉱業、保険、ガラス土石、非鉄、石油、紙パルプなど。
出所:MINKABU PRESS
前日の米国株市場ではNYダウが300ドルを超える下げをみせたほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数はそれを上回る下落率となるなど、リスクオフの流れが鮮明となった。これを受けて、東京市場でも幅広く売りが優勢となっている。米中貿易協議を直前にして、米政権が中国に対し少数民族への弾圧問題を理由に中国の一部ハイテク企業との取引を禁止したことや中国政府高官へのビザ発給制限などで米中対立への懸念が再燃した。パウエルFRB議長が講演でバランスシートの拡大策を開始することを表明したが、効果は限定的だったことから、緩和政策に対するマーケットの期待感も後退した。きょうは、東京市場に遅れて始まる中国・上海株市場の動向なども注目される。
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面安で値下がりで目立つのは鉱業、保険、ガラス土石、非鉄、石油、紙パルプなど。
出所:MINKABU PRESS
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