LINEとLVCと野村HD、ブロックチェーン事業領域における資本業務提携の最終契約締結【フィスコ・ビットコインニュース】

スマホ向けメッセンジーアプリ「LINE」を運営するLINE<3938>は4日、同社とLINEのグループ会社であるLVC、総合証券で国内首位の野村ホールディングス<8604>が、ブロックチェーン領域を中心とした金融事業における業務提携について、2019年9月24日付で3社間で最終契約を締結したと発表した。

3社は2019年1月、ブロックチェーン領域を中心とした金融事業における業務提携の検討開始に関して、基本合意書を締結したと発表しており、この提携は野村ホールディングスがLVCの実施する普通株式第三者割当増資を引き受ける資本提携になるとしていた。

今回の発表では、『「LINE」が持つ豊富なユーザーベースに加え、セキュアでユーザビリティの高いUI/UXと、野村グループが培ってきた金融ビジネスのノウハウを活かし、ブロックチェーン関連事業領域での協業に向け、三社は最終契約を締結するにいたった』と説明している。

同提携にしたがって10月4日、野村ホールディングスによるLVCへの出資が完了し、これにより3社はブロックチェーン分野における長期的パートナーとして、ブロックチェーン技術を活用した新しい金融サービスの提供を目指すとしている。

現時点で、同提携がLINEとLVCおよび野村ホールディングス各社の連結業績に与える影響は未定としているが、重要な影響を与えることが判明した場合には速やかに開示すると述べている。


＜HH＞