■アセンテック<3565>の財務環境
2020年1月期第2四半期末における総資産は2,590百万円となり、前事業年度末に比べて371百万円の増加となった。仮想デスクトップ事業領域が堅調に推移しており、地方公共団体や国内大手クラウド事業者などのITインフラを受注、リモートPCアレイなどの自社開発品も好調だったことから、売掛金が234百万円、商品が108百万円増加している。政府による「働き方改革」の推進のほか、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた「テレワーク・デイズ」の実施を控えていたこともあり、仮想デスクトップ事業領域における需要が高まっていたと見られる。無借金であるうえ、ネットキャッシュは797百万円とキャッシュリッチ企業であり、40%以上あれば理想とされる自己資本利率は60.0%と、財務の健全性は高い。
キャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは、13百万円の収入となっている。売上債権の増加額234百万円、たな卸資産の増加額114百万円及び法人税等の支払額91百万円があったが、前受金の増加額240百万円及び税引前四半期純利益264百万円の計上があったことによる。投資活動によるキャッシュ・フローは、18百万円の支出で、主に有形固定資産の取得による支出19百万円による。財務活動によるキャッシュ・フローは、38百万円の支出で、主に配当金の支払額46百万円によるものとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一)
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2020年1月期第2四半期末における総資産は2,590百万円となり、前事業年度末に比べて371百万円の増加となった。仮想デスクトップ事業領域が堅調に推移しており、地方公共団体や国内大手クラウド事業者などのITインフラを受注、リモートPCアレイなどの自社開発品も好調だったことから、売掛金が234百万円、商品が108百万円増加している。政府による「働き方改革」の推進のほか、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた「テレワーク・デイズ」の実施を控えていたこともあり、仮想デスクトップ事業領域における需要が高まっていたと見られる。無借金であるうえ、ネットキャッシュは797百万円とキャッシュリッチ企業であり、40%以上あれば理想とされる自己資本利率は60.0%と、財務の健全性は高い。
キャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは、13百万円の収入となっている。売上債権の増加額234百万円、たな卸資産の増加額114百万円及び法人税等の支払額91百万円があったが、前受金の増加額240百万円及び税引前四半期純利益264百万円の計上があったことによる。投資活動によるキャッシュ・フローは、18百万円の支出で、主に有形固定資産の取得による支出19百万円による。財務活動によるキャッシュ・フローは、38百万円の支出で、主に配当金の支払額46百万円によるものとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一)
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