■注目銘柄:【売り】パナソニック(6752)
7月31日に決算を発表。貿易摩擦問題などで減収減益となっている。これを受け同社株は下落し、8月15日には年初来安値をつけたが、直近は好調な全体相場のもとで下落前の水準まで値を戻している。
■テクニカル分析
8月15日の年初来安値で反発し、直近は上昇が続いているが、RSI(9日)は98.6%と過熱感のある水準となっており、一旦利益確定局面だと判断した。
■事業概要
家電大手。時価総額約2兆2000億円。PER約11倍 PBR約1倍
■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第1四半期決算では、売上高1兆8911億29百万円(前年同期比-5.9%)、営業利益563億89百万円(同-43.6%)、純利益497億77百万円(同-13.2%)となっている。
■システムトレード分析
システムトレードの検証では、同社株の9月3週の勝率が25%(3勝9敗)となっており、9月1週は株価が下がりやすい傾向が見られる。今の時期に同社株を購入検討している方は、あらかじめ注意しておく必要があるだろう。