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最新投稿日時:2019/07/18 10:27 - 「“いい押し目”が入った…!?」(武市佳史)

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“いい押し目”が入った…!?

著者:武市佳史
投稿:2019/07/18 10:27

◆「米大幅利下げ期待」は継続 - 108円割れへ反落

※ご注意:予想期間は7月19日と表示されていますが、本日(7月18日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


直近の米経済指標は“米悲観論の後退”を促すものが目立ちましたが、昨日はそれが止まりました。

米住宅着工件数(125.3万件:-0.9%)/建設許可件数(122.0万件:-6.1%)は共に弱く、特に後者は“2016年3月来の低水準”を示しました。
このため「米大幅利下げ期待」は継続し、ドルの上値に重く圧し掛かりました。
IMFが「ドルの実質実効レートは6-12%割高」と指摘したことも後を押した印象があり、ドル円は“107.856円”へと下値を拡大しています。

◆“戻り売り”が先行しやすい局面だが…?

これで金利先物では「50bp利下げ」の確率を“39.0%”へと高めており、「イメージは下方向」が勢いを増しつつあります。
本日も“上値の重さ”が囃され、“戻り売り”が先行しやすいといえるかもしれません。

しかし「実需関連」と見られるドル買いオーダーも散見されているように、“下値がしっかり”しているのも事実です。
このためまだ“崩れた”とはいい難く、それでいて「イメージは下方向」へ傾斜している状況といえます。

反落直後ということを考えれば、もしかしたら“6/25~7/10の61.8%押し(107.620円)/7/3安値(107.531円)”辺りまでの下押しは見られるかもしれません。
しかしそれを“崩れた”と警戒するのではなく、“いい押し目”と捉えながら、神経質なマーケットに臨みたいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:108.533(7/10~7/15の61.8%戻し)
上値4:108.441(+1σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:108.373(7/16-17高値、日足・一目均衡表転換線、7/10~7/15の50%戻し水準)
上値2:108.213(7/16~7/17の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:108.164(7/16~7/17の50%戻し)
前営業日終値:107.955(7/17安値、20日移動平均線、大台)
下値1:107.778(7/5安値、7/15-16安値、ピボット1stサポート)
下値2:107.708(7/4安値、ピボット2ndサポート)
下値3:107.620(6/25~7/10の61.8%押し)
下値4:107.531(7/3安値)
下値5:107.465(ピボットローブレイクアウト、-1σ)

10:51 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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