6月第3週、全面高が期待できる3つの根拠(6/18版)

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最新投稿日時:2019/06/17 19:00 - 「6月第3週、全面高が期待できる3つの根拠(6/18版)」(中原良太)

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6月第3週、全面高が期待できる3つの根拠(6/18版)

著者:中原良太
投稿:2019/06/17 19:00

つらい日々が続きますなぁ…汗

IQ上位2%の投資家、中原良太です。

小型株が弱いです。

日経平均株価は、
かろうじてプラスでした。

しかし、TOPIXはマイナス。
東証小型株指数は大幅マイナスでした。

ぼくのように、
「小型株を中心」に、
取引している人からすれば、

つらい日々が続きますなぁ…汗

こうやって相場が下落すると、
「いつまで下がるんだろう…?」と、
不安になるものです。

リスクが苦手な人は、
「損切りすべきなのかな?」
「どうしよう…?」
と、悩む時期です。

これから先、どうなるのでしょうか…?

◆  ◆  ◆

結論から言うと、
「今週は大型株も小型株も騰がる」
と考えています。

特に大型株が強そう。

この理由は3つ。それぞれ列記します。
◯米国オプション期限前は大型株が強いから
◯FOMCサイクル的に上がりやすい時期だから
◯上昇トレンドでは小型株も強いから
それぞれについて詳しくお話しします。

第一に、
「米国オプション期限前は大型株が強いから」
という点です。

毎月第3週の金曜日は、
米国のオプションの期限が来ます。

この時期は
「米国の大型株が上がりやすい」
と確認されています。※

※論文:Returns and option avtivity over the option-expiration week for S&P 100 stocks

第二に、
「暦上は騰がりやすい時期が続いている」
という点です。

Anna Cieslakらの研究によると、
「FOMCを起点とした0,2,4,6週目は、
株価が騰がりやすい!」
ことが確認されました。※

※論文:Stock Returns Over the FOMC Cycle

特にFOMCの直前は株価が騰がりやすい現象も確認されており、
「Pre-FOMC Announcement Drift」と呼ばれています。

今回はプレスカンファレンスも行われるので、
期待感はいつも以上に高いでしょう。

Cieslakらの定義でFOMCサイクルを計算すると、
「6/11〜6/18」が6週目に該当します。

この期間は米国株が上がりやすいかと。

日本株市場はアメリカを追いかけるので、
「米国株のコピー相場」とも呼ばれています。

アメリカ株が上がりやすいということは、
「日本株も上がりやすいだろう!」
と期待できるワケですね。

第三に、
「足元の市況が良好」
という点です。

日本株市場は、
「上がっているときは小型株が強い」
「下がっているときは大型株が底堅い」
という特徴があります。

TOPIXのチャートに目を向けると、
終値が25日線を回復しています。

足元の動きが良好なので、
「小型株が買われやすい地合い」
だと期待できるでしょう。

再度まとめると、
◯米国オプション期限前は大型株が強いから
◯FOMCサイクル的に上がりやすい時期だから
◯上昇トレンドでは小型株も強いから
という3つの理由で、

「大型株も小型株もまだまだ上がる」と考えます。

◆  ◆  ◆

相場が下がってくると、
「自分の判断が間違えたのかも…?」とか、
「はやく売らないととんでもないことになるのかな…?」とか、
不安な気持ちが押し寄せてくるものです。

しかし、

感情的になっても状況は良くなりません。
冷静に、足元の現実を確認しましょう。

ぼくの予想が当たるとは限りませんが、
すくなくとも科学的根拠たっぷりです。

「勘に頼るより精度が高い」と思います。
お役に立てば幸いです。

さて。

僕自身も、

相場が改善してきたら、
またガッツリ株を買う予定。
次は、どんな株を買おうかなぁ〜。

IQ上位2%の投資家、中原良太でした。
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想

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