すでにポジションも下方向へと傾斜済…!?

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最新投稿日時:2019/06/14 10:51 - 「すでにポジションも下方向へと傾斜済…!?」(武市佳史)

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すでにポジションも下方向へと傾斜済…!?

著者:武市佳史
投稿:2019/06/14 10:51

◆リスク回避要因続出で下落も…

※ご注意:予想期間は6月15日と表示されていますが、本日(6月14日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


豪雇用統計悪化、香港の大規模デモ、ホルムズ海峡ではタンカー炎上…。
“リスク回避を促す要因”に事欠かず、アジア株全面安・米国債利回り低下に引っ張られる格好で、東京タイム中盤には“108.165円”へ値を落としました。
しかしそうした動きは長くは続かず、香港株下げ渋りにつれて、ジリジリと値を戻していきました。

◆まだ楽観はできないが…? - リスク回避姿勢

弱めの経済指標&好調な米30年債入札(利回り低下)を背景に、NYタイム中盤にも下値を探る場面が見られました。
しかしながら下値は“108.251円”で押し留められており、“崩れる”といった展開には至っておりません。

「イメージは下方向」へ傾いているのは事実ですが、その分だけ「ポジションも下方向」へとすでに傾斜している印象があります。
このため「ストップロス」は絡みづらく、「売っても売っても下がらない」といった様相を見せやすいのが実状です。

もちろん全てをなぎ倒す破壊力を秘めているのが“リスク回避”ですので、決して楽観することはできません。
それでも「往き過ぎたリスク回避姿勢」「織り込み過ぎた米利下げ観測」の可能性を考えると…?

イメージから“上値が重い”が先行しても、実際には“下値が堅い”といった展開を、本日も続けたいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:109.000(大台、20日移動平均線)
上値4:108.906(5/21~6/5の38.2%戻し、5/30~6/5の50%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:108.798(6/11高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:108.562(6/12-13高値、6/11~6/13の61.8%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:108.481(6/11~6/13の50%戻し)
前営業日終値:108.391(月足・一目均衡表先行スパン下限)
下値1:108.307(日足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
下値2:108.240(-1σ)
下値3:108.165(6/13安値)
下値4:108.097(6/7~6/11の76.4%押し)
下値5:108.000(大台、ピボット2ndサポート)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

11:08 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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