【IRアナリストレポート】ピーシーデポコーポレーション(7618)

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

最新投稿日時:2019/06/10 12:58 - 「【IRアナリストレポート】ピーシーデポコーポレーション(7618)」(みんかぶ株式コラム)

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

【IRアナリストレポート】ピーシーデポコーポレーション(7618)

著者:鈴木 行生
投稿:2019/06/10 12:58

~プレミアム会員を軸としたソリューションサービス体制を一新~

【ポイント】
・「デジタルライフプランナー」という名称について、当社が商標登録を取得した。3~5人がチームになって、プレミアムメンバーである顧客の未来デジタルライフを一緒に創っていく。提案型コンサルの内容はデザインシートに蓄積していく。この需要創出効果によって、2020年3月期の下期から業績も増益に転換してこよう。

・デジタルライフプランのコンサルは、社員の働き方を大幅に変えている。フルサポートする「困ったを解決」というサービスは変わらないが、プレミアムメンバーとの結びつきを強化して、「未来デジタルライフの計画的提案」で、将来価値を創造していく。

・店舗は顧客に営業する場ではなく、顧客価値を創り出す生産の場であると位置付ける。メンバーと一緒に、今後4年間のデジタルライフプランを立てていく。ファミリーにも一緒に入ってもらい、接点を増やしていく。メンバーシップの期間も従来の3年から4年にシフトする方向で、利益貢献は後半に高まってくる。

・社員の働き方改革は、効率化ではなく、顧客の満足度を上げることにある。それを通して、生産性を高め企業価値の向上に結び付けようとしている。社員の意識改革をコラージュ方式(イメージの材料を1枚に編集)で引き出し、人材育成に結び付けている。

・2017年9月よりメンバー向けサービス一体型商品がスタートした。2018年7月からはメンバー専用のメニューをはっきりさせ、プレミアムサービスを組み込んだ商品を4年契約ベースで提供している。業績面で本格化するのは今2020年3月期からになろう。

・2016年8月に発生した高齢者に対するサービス内容が適切でなかった事案への対応は進展し、当社の社会的使命に対する信頼は回復した。それをさらに進化させ、対話型のコンサルを展開している。このビジネスモデルの転換は、先進的で画期的である。

・今期は4年ぶりに増益に転換し、今後はプレミアムメンバーのリテンション(保持)も高まってくるので、収益性は以前より向上しよう。今後5年で売上経常利益率10%、経常利益50億円が期待できるので、市場での評価も大きく好転してこよう。

目 次
1.特色 インターネットデバイスのサービス専門店へ転換
2.強み サービス収入主力の収益構造へシフト
3.中期経営方針 ビジネスモデルの進化を図り、メンバーとの結びつきを強化
4.オーナー買い 株式贈与による社員へのインセンティブ付け
5.当面の業績 新体制への切り替え効果は2020年3月期から本格化
5.企業評価 信頼を取り戻し、攻めの局面へ

ピーシーデポコーポレーション <7618>
企業レーティング B
株価
(2019年6月7日)
400円
時価総額 210億円
(52.622百万株)
PBR 0.83倍
ROE 7.4%
PER 11.3倍
配当利回り 3.3%
総資産 33620百万円
純資産 24159百万円
自己資本比率 71.7%
BPS 479.9円
(百万円、円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 EPS 配当
2011.3 46872 1308 1447 683 19.0 3.9
2012.3 49631 526 684 238 6.0 3.9
2013.3 51359 867 924 441 11.2 3.9
2014.3 53772 2256 2357 1536 38.0 4.7
2015.3 51261 3045 3162 1914 42.0 6.9
2016.3 51729 4086 4139 2693 56.9 9.6
2017.3 46417 3402 3467 2269 44.1 13.0
2018.3 43590 2981 3079 1958 38.6 13.0
2019.3 40447 2579 2685 1553 30.9 13.0
2020.3(予) 41000 2600 2700 1780 35.5 13.0
2021.3(予) 43000 3000 3100 2050 40.8 13.0

(2019.3ベース)
(注)ROE、PER、配当利回りは直近予想ベース。2013年10月に1:100、2015年1月に1:1.5、2016年10月に1:1.2の株式分割を実施。それ以前のEPS、配当については修正ベース。
 
企業レーティングの定義:当該企業の、(1)経営者の経営力、(2)事業の成長力・持続力、(3)業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。

レポート全文はこちらから
http://www.belletk.com/pcdepo201906.pdf
 

日本ベル投資研究所の過去レポートはこちらから

配信元: みんかぶ株式コラム

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
479.0
(10/26)
+1.0
(+0.20%)

みんかぶおすすめ