FOMC議事録への反応は限定的 インフレ低下は一時的要因で辛抱強いアプローチが適切=NY為替

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最新投稿日時:2019/05/23 03:39 - 「FOMC議事録への反応は限定的 インフレ低下は一時的要因で辛抱強いアプローチが適切=NY為替」(みんかぶ(FX/為替))

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FOMC議事録への反応は限定的 インフレ低下は一時的要因で辛抱強いアプローチが適切=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/05/23 03:39
 NY時間の終盤に入ってドル円は110.30円近辺での推移となっている。日本時間3時に公表されたFOMC議事録への反応は限定的となった。議事録では「大半がインフレの低下は一時的要因と考えており、辛抱強いアプローチがしばらく適切」としている。市場の一部で期待されている年内の予防的な利下げのヒントは示されていない。FOMC後のパウエルFRB議長の会見から逸脱した内容はない。ある意味、市場の予想通りであったこともあったようだ。

 ただ、きょうのドル円は戻り売りが優勢となり、110円台前半まで値を落としている。前日一服していた米中対立への懸念が再燃している。米政府は大手ビデオ監視機器メーカー、杭州海康威視数字技術など中国企業最大5社について、米国の重要技術利用を事実上禁止することを検討との報道が伝わっていた。米政府はファーウェイに加え、ブラックリスト掲載企業を監視機器大手まで広げる構えだという。

 米株も軟調に推移する中、ドル円も戻り売りに押されたといったところ。ムニューシン財務長官が北京訪問の計画はまだないと述べていたことも圧迫していたようだ。

 前日は21日線に上値を拒まれていたが、きょうもその展開が見られている。ただ、110円台前半には買いオーダーも観測されており、110円割れを試す動きまでは見られていない。

USD/JPY 110.27

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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