3175円の直近高値をブレイク、出来高を伴った上昇に好感触
時価総額:406.02億円
PER:54.11倍
PBR: 9.29倍
電子書籍の取次が柱で、独自の配信・ストア運営システムに強みを持っている。電子図書館、海外事業を育成中で、ブロックチェーンなど先端技術応用にも積極的に取り組んでいる。
出版デジタル機構を完全子会社化して以降、連結企業にデジタル関連のグラフィック関連事業を行う会社を続々と買収。事業領域拡大に非常に意欲的と言える。同業他社に先駆けて4/10に決算発表を済ませており、今期は過去最高を記録した前期よりも売上高+18.7%増、純利益も黒字転換とファンダメンタルの改善が著しい。
株価は前回のご紹介より上昇幅を拡大しながら、昨日は直近高値の3175円を見事ブレイク。出来高を伴った上昇で需給面も良好な状態が続く。朝方の気配値は利益確定とみられる売り物が出てきており、売り物をこなした後の上値トライに期待がかかる。なお、昨日のVWAP値は3203円でここは堅持してほしいところ。短期だけでなく中期的な上昇トレンドに入った可能性もあり、目が離せない。