過度の懸念後退 20900-21200のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

過度の懸念後退

●14日のNY株式市場は米中貿易摩擦に対する過度の懸念後退で反発。この日はトランプ米大統領がツイッターに、「時期が来たら中国と取引する」と書き込んだことから、過度の警戒感が和らぎ買いが先行。一時360ドルを超える上昇をみせる場面もあったたものの、米中の貿易交渉に進展があったわけではなく上値は限定的だった。

ダウ工業株　　　　２５５３２.０５（＋２０７.０６）△０.８２％
ナスダック　　　　　７７３４.４９（＋　８７.４７）△１.１４％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　２８３４.４１（＋　２２.５４）△０.８０％

●本日の日経平均は過度の懸念後退し反発と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万１１３５円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万１０６７円と比べ７０円ほど高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物の終値は２万１１５０円。

　日経平均株価のポイント
　────────────
　２万１３２１円　５日線
　２万１１９９円　２６週線
　２万１１３５円　ＣＭＥ日経平均先物
　２万１０６７円　昨日終値
　２万０７５１円　昨日安値

●今週の主な予定　

15（水）
○米 前週分 EIA週間原油在庫
○中 4月 固定資産投資(前年比)
○中 4月 鉱工業生産(前年比)
○中 4月 小売売上高(前年比)
○独 Q1 GDP速報値
○米 5月 NY州製造業業況指数
○米 4月 小売売上高(前月比)
○米 4月 鉱工業生産(前月比)
○米 3月 企業在庫(前月比)

16（木）
需給 米 前週分 USDA輸出成約高
一般 日 4月 企業物価指数
○米 4月 住宅着工件数
○米 5月6日週次 新規失業保険申請件数
○米 5月 フィラデルフィア連銀業況指数
○欧 --- ユーロ圏会議

17（金）
○欧 4月 CPI改定値
○米 5月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値
○米 前週分 CFTC建玉明細